鎌倉の家・バリアフリー&  耐震改修


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鎌倉の家・バリアフリー&耐震改修
設計主旨;バリアフリー工事


築40年になる家を数年おきに手をくわえてます
今回は水廻りの改修(バリアフリー化)と耐震改修が主な工事です

浴室は写真のとおり昭和の雰囲気漂うレトロな空間でしたが 水の出がわるくなってきたことから配水管の中も狭窄状態になっているとおもわれ設備も一新しました

バリアフリー対応としては脱衣室との段差を小さくする(100o→20o) 浴槽のエプロンの高さを低くする(500o→400o) 床を滑り難い仕上げにする 断熱材を入れ暖房付換気扇を設置し冬のヒートショック対策を施す というものです

新しい浴室は桧縁甲板で壁と天井を仕上げ 見た目にも温もりのある雰囲気にしました

(改修後)

以前の洗面所は壁仕上げのタイルがそのまま造り付けの洗面台を成していて それはそれで雰囲気のあるデザインでしたが 老朽化により水の出がわるく水栓を閉めても水が漏れる状態で 型番が古く代替品が無く全面改修することになりました



(改修前)

洗面台は車イス対応のものですが カウンター下が膝が入るよう大きく空いているおかげで
部屋の空間が広く感じられます デザイン的にもすぐれていてシンクとカウンターが一体成型されているので とても軽やかでシャープな印象を与えます




             

                       
                                (改修後)

トイレは床・壁共タイル仕上げでした 以前は床に直接洗浄液を撒いて掃除してました





(改修前)

今回の改修ポイントは床仕上げを廊下と段差を無くし同じフローリング仕上げとしたこと
床・壁・天井に断熱材を入れ特に冬の寒さに対処したこと
便器と背後の壁との間に介助スペース(200o)とったこと
開き戸を引き戸にし出入りを容易にしたこと 等々によりバリアフリーで快適な空間を実現しました






(改修後)

設計主旨;耐震改修

前述したバリアフリー工事に併行し今回は耐震補強もおこないました(震災があったこともあり)リフォームする時壁や床を剥すのであれば一緒に耐震補強することをお薦めします 耐震補強は壁内に筋交いを入れたり基礎を補強したりします ですのでそれ単独で工事を行うと割高な工事費用となってしまいます
リフォームと同時なら一石二鳥というわけです

鎌倉の家は1986以前の耐震基準で建てられてますから 壁量も少なく(現行基準の6割程度)基礎も無筋のフーチングの無い布基礎でした

工事内容;基礎の強化→水廻りの床下は既存基礎に鉄筋をアンカーしコンクリートを打ちベタ基礎に 和室(2部屋で20畳+縁側)は畳をめくれば容易に工事が可能なことから やはり既存基礎に鉄筋をアンカーし幅1mほどのフーチングを増設 床が剥すのが難しい箇所(床暖房が入っている)は建物外部にフーチングを打設しました

 基礎と柱アンカー→古い家は元々土台のアンカーヵ所が少なくそもそも基礎が弱いので 今回増設した基礎にホールダウンアンカーを直接緊結する納まりとしました

 耐震壁→家全体に既存壁量がどれほどかを調べ 壁量計算しバランス良く建物に配置しないといけません 壁を剥すヵ所は筋交いを入れましたがどうしても難しいヵ所には仕口ダンパーを取り付けるという方法もあります  

写真左上)外部で基礎と柱を繋ぐGDアンカーという製品
*グランデータ株式会社




浴室床下の基礎補強;鉄筋をアンカーした状態 D13@200


既存柱と基礎を直接繋げられるようワイヤー付の金物で土台をかわしてます

耐震Jケーブル *カネシン

天井裏で柱と桁を結ぶ制震機能があるダンパーです 3尺スパンで約0.9倍の壁量が得られるとのことです
*イーメタル

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