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(2021/11/10/10:52:33)
elepa bidg.  エレパーツビル
(2021/10/29/22:55:57)

(2021/10/29/22:52:01)
玄関前の坪庭に対し、このバルコニーは広くとられ、リビングと寝室に面していて、庭の (2021/11/09/17:32:32)
和室(仏間)は、雪見障子を介し坪庭を眺められます。坪庭の奥が玄関となっています。 (2021/11/09/17:30:22)

木造軸組模型
木造軸組
大学の演習で学生に在来工法の木造軸組模型を作ってもらいました。家の構造を体験的に習得するのが目的です。コンクリートの基礎があり、土台をのせ柱を立て、桁を渡し屋根を架構するという、あたりまえですが下から積み上げ作られているのがよくわかります。一緒に授業を担当するM先生のお言葉ですが、いまぼくらがいるのはお父さんお母さんがいて、その上にじいちゃんばあちゃんがいてさらに・・・、わかり易い解説です。

未来の建築家達へ
今日は北区にあります王子総合高校にお招きいただきました。当校は普通課と併行して専門科目を学べる先進的な新設高校です。そのなかで将来建築方面に進みたいという学生と、座談会形式で建築家という仕事についてお話ししてきました。まだ10代半ばの初々しい生徒さんたちのまっすぐな眼差しに照らされ、熱く語りあってしまいました!この子達が将来の日本を作っていくんだなぁ〜。

new project
都心に建つ単身者のための住宅です。1階は賃貸、2・3階がオーナー居住部となってます。多様化する住まい方、ライフスタイルに対応するひとつの都市住宅の在り方を示しています。

NICE DESIGN!
 ヤマハもえぎY125というコンセプトモデルです。バイクですが自転車のような軽やかフォルムが実に美しい、近未来的でありながら懐かしい感じもあります。ブレードランナーやリュック・ベッソンに見入った人なら必見の1台です! (少しだけ大友克洋も入ってる!?)*東京モーターショーは半端ない混み具合です、覚悟してお出かけください。

昭和名建築;箱根プリンスホテル <村野藤吾1978作>
巨匠村野藤吾 晩年の傑作です。私は村野さんの自由なスタイルがとても好きです、ここを最初に訪れたのはまだ建築学生だった二十数年前、その時の感動を再び味わいたく来ちゃいました。アプローチは低く横に長い庇でお迎えするレセプション棟、一転して高〜い天井で高揚感沸き立つ回廊、そして円形平面のゲスト棟とシークエンスと空間のヒエラルキーの物語が完璧なんです。ディテールの端々まで想いが注ぎ込まれていて、石と木とファブリックとスティールとさまざまな素材がちゃんと調和して空間を作り上げています。村野さん言うところのスタイルを超越した建築!という感じでした。
*写真;高い天井の回廊、最頂部は日生劇場でも使われていたアコヤ貝を埋め込んでいます。

古民家修復 5
この古民家修復もようやく終わりをむかえてます 今回の修復はマスメディアによく登場するような昔の姿を取り戻すようなものでありません。 工法的にも塗り壁などの伝統的な仕上げにこだわらず、サイディング貼りや構造合板による耐震補強、鉄筋コンクリートによる基礎の増設など現代的な工法を積極的に取り入れます。それはあまり文化的価値のある民家でなく、取り壊されるか存続かに揺れるごく一般的に多く見られる個人の建物を、コスト的な条件を考慮したうえで再生できるかということに大きな意義があるように感じたからです。そうとは言え風景に馴染むよう配慮しましたが・・・詳細は作品ページをご覧ください。

古民家修復 4
工事もいよいよ終盤です 基礎コンクリートも打ち終わり建物全体をジャッキから下ろしました
この民家は伝統的な土壁ですそのため筋交いが入ってません 今回は内外とも構造合板で補強し耐震性能を上げてます
外壁仕上げは塗り壁風のサイディング貼りです

古民家修復 3
いよいよジャッキアップです、柱すべてに梁を繋ぎその梁を建物の四隅で鉄骨を咬ませて持ち上げてます。腐食の激しい土台を取り、替え柱は切り落とし新規の材とボルトでジョイントしてます。基礎はまず四隅に全体の重量を受けるフーチングを作ります。その後で外周部の布基礎を増し打ちします、土台は既存のと更新したものとを含め新しい基礎にアンカーを据付ました。

イメージの中の形と大きさのスタディ;車の場合
大学の1年生の建築学科の授業で何も見ないでスケールも使わず ただイメージだけで縮尺1/30の車を紙で切り出してもらいました 正解は左下の赤いやつです まあなんといろんな形・大きさがあることやら・・・  

古民家修復 2
いよいよ工事が始まりました まずは土台廻りから補強です

元々礎石程度の基礎しかなく土台も朽ちて無くなっていて このままでは倒壊の危険もあることから 建物全体をジャッキアップし鉄筋コンクリートの基礎を作り あらためて土台を敷き柱を据えつける工法で行うことにしました

写真は外壁の腰廻りを解体し 柱を露わにした状態です

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